file No.10015:
Ristorante Da Enzo
リストランテ ダ・エンツォ
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シエナは中世の町並みをそのまま今に残す、城壁に囲まれたイタリアで最も美しい都市のひとつ。歴史的中心区域は清潔に保たれ、犬と馬の糞やゴミの山で雑然としたフィレンツェが情けなく思えてくる。シエナはフィレンツェに対し中世の頃から対抗意識を燃やしており、最終的にメディチ家の支配下に置かれたとはいえ、今でもセネージ(シエナっ子)はフィオレンティーニには負けるものかと自意識が強い。チェントロのすり鉢状広場「ピアッツァ・デル・カンポ」で開催される有名な競馬「パリオ」はシエナの町内対抗大運動会のノリで、セネージはサッカー以上に熱く燃え上がる。騎手もセネージかと思ったら、身体の小さなサルデーニャ人が起用される事が多いそうだ。そういえばサルデーニャ内陸部では馬やロバで遊ぶ子供達によく出会ったし、直線を走り抜ける競馬もあった。
シエナ市内にある「リストランテ・ダ・エンツォ」。伝統料理と新しい試みの料理の両方を提供する。写真は伝統的料理から2品。
@ペコリーノのソースをかけた「ラビオリ・ヌーディ」。ラビオリの皮をはがし、リピエノ(具)だけにしてしまったから「ヌーディ(ヌード)」という。
A「アックア・コッタ」具沢山の野菜スープにパンを沈め、卵を落として半熟にした料理。オニオン・グラタンに卵を落としたようなおいしさ。
Bフィレンツェに対抗し増築が繰り返されたシエナのドゥオーモ。今でもシエナの父親は、娘をフィオレンティーノに取られたくない。
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