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file No.02023:
La Locanda Alpina
ラ・ロカンダ・アルピーナ(アルプス旅館)







ペシィオのチェルトーザ(カルトゥジオ会の修道院)へ参拝する信者が宿泊するキゥーザ・ディ・ペシィオのサン・バルトロメオは、クーネオから南東へ十数キロ人里を離れた寒村だ。

現在では登山客や本格的な装備のチクリスト(スポーツ・サイクリスト)達も立ち寄る、「俗っぽさを取り除いた鬼怒川温泉郷」のような、水と空気の澄み切った美しいところだ。

道路はこの村の先にあるチェルトーザで行き止まりとなり、これより先は2600m級のアルプス最南端の登山道でフランス側へ行くことも不可能ではない。山脈の向こうは温暖なリグレ湾。ジェノヴァと変わらぬ緯度にありながら、こちら側は雪国だ。

ラ・ロカンダ・アルピーナ(アルプス旅館)は、この静かな村の秀逸なリストランテ付きホテル。清潔で必要にして十分な間取りと設備の客室、親切であたたかなもてなし、そして美味しい郷土料理と手頃な地ワインを供する。

さらに、自分が経験した限りイタリアの手頃な食堂付きホテルとして、オフシーズンながら最も対価価値に優れている宿泊代と食事代は、計算間違いしたのではないかと思える相場の半値以下だが、嬉しいことに間違いではない。

観光ではこんなどん詰まりの山奥に用は無いかも知れないが、もし近くを通り過ぎる予定があるのならお勧めの宿と食堂だ。
写真1
【赤ピーマンのスフォルマート・バーニャ・カオーダのソース】

写真2
【地元のチーズ「ラスケラ」フォンデュのニョッキ】

写真3
【野生猪のチヴェ(煮込み)】

写真4
【野鴨の炙り焼、ネギソース】

写真5
【アルピーナの外観、この道の終着はチェルトーザ】

写真6
【満水の清流は勢い良く流れ、
空色を反射しソーダ水のようなペシィオ川】

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